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2012年01月30日

サッカー都立高の星

久留米高校と言えば、高校サッカーの全国大会に何度か出場し、現在、ワールドサッカー日本代表で活躍するJリーグの中村憲剛選手の出身校として、‘都立の星‘として有名である。私事で恐縮であるが、10年ほど前に私の次男も近くの都立久留米西高校のサッカー部に所属していた時は、このサッカーの名門‘クル高‘のクラブチームに加えてもらって
練習に励んでいたことがある。しかし、チームのレギュラーには一度もなれず、「上には上がいる」挫折感を味わった学校でもあった。しかし、この頃から今にいたるまで、この高校受験の偏差値は35〜38ぐらいで、そんなに大きな変動はなかったように思う。

久留米高校は東久留米市にあるのに、東久留米高校と言わず久留米高校であるのは、開校当時は、この学校の所在地が久留米町にあったところに由来するらしい。久留米高校出身の有名人では、あのお笑い「ドリフターズの志村けん」があまりにも有名。彼の歌う「東村山音頭」で東村山市の知名度は飛躍的に上昇したが、東久留米市のほうははそれほど上がらず、九州福岡県の久留米市と間違う人も少なくない。偏差値は有名校への進学率に大きく左右されることを考えると、いまいち人気度の薄いクル高に‘サッカー効果‘の恩恵も少ないようだ。

この久留米高校も今年、周辺の清瀬東高校と統合し、「東久留米総合高校」と名を改めた。全日制と定時制を合わせ持つユニークな高校をめざし、サッカーなど部活も促進、同時に「入りたい大学」への進路実現をめざした総合学科の都立高校として、来年、新入生を迎えることになる。サッカーだけではなく、進学にも力を入れる‘都立の星‘として、私達地域住民も温かく見守っていきたい。しかし、あまり星が輝くと偏差値が上昇し、教育ママたちによって都立のエリート高校になっていく別の不安も出てくるのだが・・・。

ニックネーム 高校受験 at 22:07| 高校の偏差値 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

かつてのエスカレーターコースは今?

私が高校受験した昭和35年、東大進学率全国ナンバー1は、日比谷高校だった。千代田区の番町小学校→麹町中学→日比谷高校→東大というのがエスカレーターコースを歩むのが、社会への成功ロードとかなり信じられていた。まだ、偏差値などという言葉がなかった次代である。

私事になり恐縮だが、自分も千代田区の麹町中の分校として開校された中学へ、当時、教育ママだった母親が、千葉県市川市から越境入学させたのである。この中学からも近くの日比谷高校へ入学すれば、東大入学への射程距離に入るとあってクラスの半分以上がおそらく日比谷を目指していた。

私のような‘落ちこぼれ‘はこの名門中学のエスカレーターに乗れず、私立高校を選んでしまい、両親にも経済的に負担をかけた負い目がある。そう、今日と違い、まだ社会全体が貧しい時代だから、東京の人は都立高校へ行くのが、親孝行で、そのトップを走っていたのが日比谷だった。

東京オリンピックの頃からは、世の中も少しずつ豊かになり、東大を目指すコースも私立高校からのアプローチも増えてきた。都内では麻布・開成などが新エスカレーターコースになり、地方ではたとえば兵庫県の灘高が、日比谷と東大合格者数を競うようになってきたのもこの時代だ。

そして、日比谷高校がエスカレーターコースのトップ高だなんて、伝説になってしまった直接の要因は、例の「学校群制度」であることは間違いないだろう。そして、偏差値という概念が今日の高校格付けに重みを添えて格好だ。
同じ学校群でなくても隣接のグループ高も受験できるし、私立校も親が行かせることができるようになった今、日比谷高校も単なる1都市の公立高校に過ぎなくなってしまった。

まして、都会の空洞化現象で都心の学校そのものが生徒不足で経営が成り立たなくなりつつある今、ますます都立高校は中身の変革を迫られている感じがする。
「日比谷→東大→官僚というエリートコースだけが、人生ではない」こんな考え方がだんだん21世紀の若い人達によって、着実に根を下ろし始めたような気もする。

「頭がいい」「知能指数が高い」「一流校を出た」「偏差値が高い」ということが、人間の幸福というものとどういう関係があるのか?こんな疑問符が今、社会全体に投げかけられているように思う。

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わかるようでわからない偏差値

偏差値と言う言葉が受験用語として定着してから、かなりの年数がたったように思う。しかし、私たち団塊世代には馴染み薄く、何を基準に偏差値を決められているのかいまだにわからない。

進学塾などのホームページを見ると、偏差値についての質問がかなりあるらしく、結構詳しく説明してくれている。高校受験案内などの都立高校の偏差値を見ると、上位から順番にA高校の偏差値は70、B高校は66というように書かれているが、この数値を見て「僕は偏差値60しかないから、A高校もB高校も合格は無理」と考えるのは誤りそうだ。

何でも都立高校にせよ私立高校にせよ、偏差値一覧などには必ずそのデータのもとがあるので、まず自分が見ている偏差値一覧がどの模擬試験をもとに書かれているものなのかが重要だという。

なぜかというと、偏差値は模擬試験によって変わるから。たとえば、比較的簡単で多くの受験生が受ける「都立もぎ」は、母集団の数も多いため、平均点も50〜60点くらいになるように設定されているので、平均点が50点でも自分の得点が90点なら偏差値が70になることもよくあるそうだ。

一方、「駿台模試」のようにレベルの高い試験になると母集団が少なく、テストを敬遠する人も増える。難問題も多く、高得点を取ることもできず、平均点を上回る得点を取ることが極めて難しくなる。その結果、平均点が40点で自分の得点が55点を上回ることができても、偏差値は60ぐらいにしかならないということが起きる。都立高校の偏差値一覧表を見て、偏差値が67になっていると、自分の「駿台模試」の偏差値60では合格できないと、判断してしまう恐れが出てくる。

あくまで同じ模試の偏差値を見ながら、都立高校の合否判定をすることが肝要であることは理解できた。

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